ググレカスが僕から奪ってしまったもの

人に質問するのが大好きな子どもでした。
質問することで、他の人と話ができること。自分の知識が増えること。
とてもとても好きでした。
幼い頃、自分がわからないこと、ふと疑問に思ったことを、周囲の友人と話して、これどういうことなんだろうねーと話し合ってみたり、そのことを知っているやつがいたら、へー、お前そういうの詳しいんだなー。好きなのー?とか話したりして、じゃあさ、じゃあさ!と、話すことが好きでした。
大人に聞いてみて、大人の知識量の多さを知り、やっぱり大人ってすごいなーって思ったり、そういうことも知らないの?と言われたりして、あーこれ、常識なんだ。って思ったりもしました。

成長した僕はインターネットというものを知りました。そこには検索エンジンがあって、wikipediaがあって、知りたいことを調べれば、それなりに知ることができるようになりました。
そして、ググレカスという言葉を知りました。人に聞く前に、まず自分で調べろということです。
確かに、それは重要なことなんですが、人に質問することでコミュニケーションをとっていた僕にとっては、この言葉は、僕から話しかける機会を尋常じゃなく奪いました。
あれ?これってどういうことだったっけ?と思っても、周りに聞く前に、まずiPhoneを手に取り、検索して自分で納得するようになりました。
自分の知識量は増えました。けど、自分にわからないことを人に聞くことは少なくなりました。
人を頼らずに自分1人で解決する傾向が増えました。ある意味それは自立という点で大事なことなのかもしれませんが、友達の数は減ってしまったように思います。
もし、自分に家族ができたら、子どもに、気軽に質問をされるような親になりたいです。

リアルぼっち力

コミュ力ってのがあるのならば、リアルぼっち力ってのもあるんじゃないのかなぁと思うわけなんですよ。
1人で遊べる才能なんてのもあるんじゃないかなぁーと思うんですよ。
今、私は大学生なんですが、私は、バブルがはじけたあたりに生を受け、それからいまだ終わりの無い不況時を生活してきました。それと同時に、ゲーム機の発達や、パソコンの発達、インターネットの発達を目の当たりにし、それらとともに成長してきました。
つまり、不況のために両親が共働きになるものの、1人でいる時間が多かったのにも関わらず、暇つぶしするための道具はそろっていたわけです。
そんなわけで、私は1人でいることにそこまでの抵抗を感じなくなりました。もちろん、色んな人と話すのは楽しいです。しかし、1人でいるから、寂しい。みたいなことは思わないんです。寂しいなぁって思うのは、たとえば何かがあった時。面白いことがあった時とか、悲しいことがあった時に、話す相手がその場にいなかった時です。
ただ、これも現在ではTwitterで大方まかなうことができてしまいます。

んで、リアルぼっち力って一体なんなのか。といいますと、私が思うに。
・1人でいることに苦痛を感じない
だと思うのですよねぇ。
そんで、そのリアルぼっち力ってのは、自分自身の感覚なんで、根拠はまったく無いんですが、若者の方が高いと思います。逆に老人はリアルぼっち力が弱い気がします。
昔は、1人で遊ぶことがつまんなかったんです。だから、誰かと一緒に遊んだ。そっちのほうが楽しいからです。そのうちに1人でいることはつまらない。みんなでいることのほうが楽しい。だからこそ、1人でいる人のことを、こんなに面白いことがあるのに手に入れようとしないなんてあいつは可哀想なやつだな。から、寂しいやつだな。みたいな風に流れていったのではないかと思います。
けど、現代においては少子化だとか不況だとかで、1人でいる時間が増え、更に、その時間を楽しく過ごすことができるようになりました。
いや、どちらかといえばインターネットの普及により、外見は1人だけど、電話線上の向こうのみんなとワイワイやっているような感覚といえばいいのかなぁ。モンハンとか、チャットとか。
でも、ご老人達にはそれがない。いや、習得している人もいるとは思うんですけども、習得している人が少ない。そんな気がするんです。
そんでもってこのリアルぼっち力。
これが広まるといわいるブームが無くなるような気がするんですよねぇ……
ブームってのは共通の言語を持つってことだと思うんです。もちろん、そのブームの元になるもの自体に強い魅力があるのは確かなんですが、ブームになったものってそれを持ったり見たりすることにより共通言語を作って、一緒に楽しむってのがキモだと思うんですよねぇ……ブームに乗っかりたい!って思うことってそういうことだと思うので。
けど、リアルぼっち力が強いとそういうものに流されないわけです。自分の楽しみたいものを楽しむというか。今は、自分が楽しみたいものを楽しめるように環境が作られているわけです。
だから、うん。ぼっちでも楽しいっていうか、ブームに乗っかれなくても寂しくないっていうか、話に乗れなくても、それ以上に楽しいことを知っているから大丈夫っていうか。
つまり……その……





あぁ、負け惜しみだ!負け惜しみ!負け惜しみの何が悪い!!!!!!!!
(中学生時代から1人トランプ遊びをしていたやつの心の叫び)

本屋に行く楽しみと苦しみ

バイトしてもバイトしてもお金が本屋へ消えていきます。
つい先日、お目当ての漫画の最新刊が出た!っていう情報を得て、本屋に行ったんですけども、その本屋にはその漫画置いていなかったんですよね。仕方が無いんで、とりあえずそのお店で他に買いたかった本を買って次のお店へ行ったんですが、そこにもまた置いていなかったんですよ。そんなもんだから、仕方が無いんで、とりあえず他に買いたかった本を買って、次のお店へ。そしたら、また置いてない!とりあえず本を買って、もう仕方が無いんでちょっと遠いけど地元では1番大きいであろう本屋へ行ってようやくお目当ての漫画を買えたんですけども。
こういった、お目当て以外のものもついつい買ってしまうっていうの。漫画好きな人ならうなずいてくれるかなぁ。と思うわけなんですが、どうでしょう?
と、いうよりも、これは本屋好きに多いと思うんですよね。
僕は本屋が好きです。あの、きっちり整理されているようで、割と無造作になんでもあって、色んな情報や色んな世界への道を開いてくれるそんな場所が好きです。
そして、本屋はインターネット通販と違い、色んなものが目に付くんです。ところせましと置いてある本。本。本。もうね、たまらないんですよね。新刊とかがね、棚に並んでいて、あ、これ新刊出ていたんだ!とか、うお!あの作品書いた人新しいのまた書いたんだ!雰囲気めちゃくちゃ違うなぁ!とか、そういうのを楽しんでいます。
後、帯とか、POPを見るのが好き。興味を引くような言葉があって、へぇーって思えるのが好き。図書館だと帯まではなかなかそうはいかないです。帯のコメントから見える、作者同士の仲の良さとか、そういうのを想像するのも好き。
だけど、本屋に行くたびついつい買ってしまうから常に金欠。これが苦しみ。最近は行くのを自粛しています……あと、買ったら満足しちゃって、時間があるときに読もう!って思ってそのまま奥底へ……というのも……これもまた罪悪感を感じたりするので苦しみです。

まぁぶっちゃけ言いたいことはひとつ。
たまには、本屋へ行ってみましょう。新たな世界があなたを待っていますから。

ナツ100 リスト

1.らんま1/2 高橋留美子
2.ドラえもん 藤子・F・不二夫
3.ラブひな 赤松健
4.ハヤテのごとく! 畑健二郎
5.カラスヤサトシ カラスヤサトシ
6.かってに改蔵 久米田康司
7.はやて×ブレード 林家志弦
8.放課後プレイ 黒咲練導
9.君といると かがみふみを
10.ラブロマ とよ田みのる
11.とろける鉄工所 野村宗弘
12.C.M.B. 森羅博物館の事件目録 加藤元浩
13.スーパーマリオくん 沢田ユキオ
14.学園天国パラドキシア 美川べるの
15.炎の転校生 島本和彦
16.しまいずむ 吉富昭仁
17.だって愛してる むんこ
18.幕張サボテンキャンパス みずしな孝之
19.勤しめ!仁岡先生 尾高純一
20.ベクターケースファイル 稲穂の昆虫記 原作;藤見泰高、漫画:カミムラ晋作
21.女子高生 大島永遠
22.ジャングルはいつもハレのちグゥ 金田一蓮十郎
23.おのぼり物語 カラスヤサトシ
24.ラブフリッカー 竹宮ジン
25.美鳥の日々 井上和郎
26.ふたつのスピカ 柳沼行
27.美女で野獣 イダタツヒコ
28.星のカービィ 〜デデデでプププな物語〜 ひかわ博一
29.THE3名様 石原まこちん
30.ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 西義之
31.GS美神 極楽大作戦!! 椎名高志
32.うえきの法則 福地翼
33.妹は思春期 氏家ト全
34.サナギさん 施川ユウキ
35.ネムルバカ 石黒正数
36.もやしもん 石川雅之
37.週刊石川雅之 石川雅之
38.寄生獣 岩明均
39.よつばと あずまきよひこ
40.あずまんが大王 あずまきよひこ
41.金色のガッシュ!! 雷句誠
42.貧乏姉妹物語 かずといずみ
43.24のひとみ 倉島圭
44.セックスなんか興味ない 原作;サトウナンキ、漫画;きづきあきら
45.聖☆おにいさん 中村光
46.リンガフランカ 滝沢麻耶
47.アイホシモドキ 森繁拓真
48.はるかぜ日和 来瀬ナオ
49.姫のためなら死ねる くずしろ
50.トリコロ 海藍
51.性別が、ない! 新井祥
52.理系の人々 よしたに
53.宇宙兄弟 小山宙哉
54.げきぶの。 くずしろ
55.日々是・・・ かがみふみを
56.ストロベリーシェイクSweet 林家志弦
57.もえちり! 堂高しげる
58.部活動 西田理英
59.WORKING! 高津カリノ
60.男子高校生の日常 山内泰延
61.Girlish Sweet 竹宮ジン
62.日常 あらゐけいいち
63.嘘喰い 迫稔雄
64.賭博覇王伝 零 福本伸行
65.ハイパーあんな 近藤るるる
66.四姉妹エンカウント 大島永遠
67.陽炎日記 木尾士目
68.げんしけん 木尾士目
69.だぶるじぇい 原作:野中英次、漫画:亜桜まる
70.クレヨンしんちゃん 臼井儀人
71.ONE OUTS 甲斐谷忍
72.そんな未来はウソである 桜場コハル
73.今日の5の2 桜場コハル
74.[有]椎名百貨店 椎名高志
75.ソラニン 浅野いにお
76.顔面X ゑびす屋ぼん子
77.ニコイチ 金田一蓮十郎
78.ブレーメンズ 人形 http://www.geocities.jp/grimmh5_2/
79.はるみねーしょん 大沖
80.らき☆すた 美水かがみ
81.うぃずりず 里好
82.ぱにぽに 氷川へきる
83.それでも生きるのかベイビー http://nessie200.web.fc2.com/index.html
84.「冬椿」 四季山 http://book.geocities.jp/dyyqf626/
85.閉鎖空間ゲシュタルト 人形 http://www.geocities.jp/hanakusomogezou/gessyu/top.html
86.Offician Hours 川村りばー http://www.riverside-station.com/
87.おかえりなさい 川村りばー http://4koma.livedoor.com/creator/profile/c00106.html
88.ドラえも http://www.geocities.jp/nyumen01/
89.新ジャンル「誤解殺気」エピソード〜とらいん〜 春日よーへー http://www5a.biglobe.ne.jp/~yo-he-/trine.html
90.森田さんは無口
91.まんがの作り方 平尾アウリ
92.ささめきこと いけだたかし
93.みつどもえ 桜井のりお
94.境界のRINNE 高橋留美子
95.素敵探偵ラビリンス 原作:万城めいと、漫画:若山晴司
96.魔法先生ネギま! 赤松健
97.オトメの帝国 岸虎次郎
98.まかまか 美川べるの
99.メグミックス 倉島圭
100.カッコカワイイ宣言! 地獄のミサワ

なでしこジャパン優勝おめでとう!と僕は言うことができない

いや、違うんです。決して優勝しやがったな!こんちくしょう!優勝なんてしなければよかったんだ!ウワァァァァァァヽ(`Д´)ノァァァァァァン!ではなくて、なんつーか、優勝おめでとう!って盛り上がることに引け目を感じるんです。なんにしろ僕はついこの間まで女子サッカー?えっと、澤って人がすごいんだっけ?えっ?ワールドカップ今やってんの?へー、結構勝ち進んでるんだー。すごいねー。くらいにしか思っていませんでしたから。
喜ばしいことですよ?嬉しいですよ?優勝は。
でも、僕はこれから先、なでしこが優勝したからといって、女子サッカーをこれから先もずっと応援することは無いでしょうし、テレビで見ることもないと思います。いや、思うだけで今後応援するのかもしれませんけども、今の所たぶん無いなぁーと。そんな僕に優勝おめでとう!ってはしゃぐ資格なんてあるのかなぁ。と、自分の中ですごく疑問に思ったりするんですよ。
選手たちの努力が実を結び、優勝という結果になったわけなんですけども、努力が実を結ばなかったら、これだけの報道も無かったのかなぁ。とか思ったり、多数のおめでとう!コールも無かったのかなぁ。なんて思うと、なんだかそれはそれで悲しいなぁ。って気もするのです。
結果があってこそ、努力が認められて、今までの過程が評価されたりするんだなーって思うと、なんだか息苦しくなったりして。
いや、それはそれで当然あるべき姿だとは思いますし、思うんですけど。思うんだけどなぁ。なんだかなぁ。こう、結局の所結果が残せなければ衰退するのかなぁ。と。なんだかなぁ。と。思ったりするわけです。それはなんだか弱者と勝者とか負け犬と勝ち馬の差のような、なんだか……こう……ねぇ?努力ってどこまでいっても、努力だからなぁ。と。寝る間を惜しんだところで、まだ2時間寝ている!と言われればそれまでで、もし恋愛をしたりすると、遊んでんじゃねえか!とか言われたりするんじゃねえの?とか考えちゃったりするし。
なんだかなぁ。このみんなの祝勝ムードは、やはり勝ってからこそなんだな。と。思ったりして、いやそれこそがプロなんだ。と言われればそれまでで、それはそうなんだけど、なんだかこう心にモヤモヤがあったりするのは確かなんです。このモヤモヤがある限り、僕は優勝おめでとう!と気持ちよく言うことはできないんだと思います。








書くことはできるけどな!

なでしこジャパン優勝おめでとうございます!!!!!!!いえーい!!!!!

非公式RTを防ぐたった1つの方法

鍵つけましょう
いや、どうもこれしか無さそうなんですよねぇ。
この前、非公式RTを使われている人とちょっとリプライで話してみたんですけども、最終的には、引用の条件を満たしているか満たしていないかは非公式RTをされた人が判断することではなくて、裁判で判断するべきであり、その判例が出ていない以上は、非公式RTをする人達は、非公式RTをされた人が消して!と言ったところで消す義務は無い。という結論になりまして。
まぁ、僕は法律の専門化でもなんでもないですし、裁判を起こす気もありませんから、引用の条件を満たしているか満たしていないのかという判断の仕様が無いので、あぁ、これは正しいなぁ。と思うわけです。
そんでもって、では非公式RTをされたくない自発的な行動って何があるのかなぁ。と思ったら、やっぱり鍵をかけることぐらいしか無さそうなんですよね。引用の条件には「既に公表されている著作物であること」っていう項目があるので、鍵をつければ公表はされていないことになり、これを非公式RTしちゃったらさすがにダメだろう。と。僕は思うわけなんです。えっ。認めているユーザーの間では公表していることになる?えー……


まぁ、後非公式RTをされたくない人がとれる自発的な行動っつーたら、非公式RTをしている人を根こそぎブロックしたりすることくらいしか考えつきませんねー。
以上、非公式RTを防ぐためのたった1つの方法でした。
あっ、かといってTwitterのポストに著作権があるか?ってのもかなり疑問ですよ。引用の条件を満たしているかどうかも疑問だし、著作権があるかも疑問だし。まぁ、割となあなあにやっていけばよくて、考え方がまったく合わない人はブロックしていけばそれで世界はハッピーハッピーなんだと思いますよ。
ちなみにその2。僕自身は、非公式RTを嫌っている人にわざわざ非公式RTかますほどコミュニケーション能力に自信があるわけでもありませんし、非公式RT消してよーって言われれば素直に消しておいた方が色んな問題が置きにくいからその方がいいんじゃねーのかなー。っていう立場です。

Twitterによって世界は広がり、停滞し、そして収縮する

いやね。最近ね。見かけたんですよ。
Twitterによって世界を広げよう。みたいな文句を。
僕もね。これ、Twitter始めた当初は思っていたのですけども、最近どうも世界が広がるだけではない気がしてきまして。
と、いうのも、Twitterの世界って確かに広がるんですけど、ある一定のところにまで達すると停滞する気がするんです。そして、その世界は収縮し始める。そんな気がするんです。

始めた当初は割りと色んな人と交流をするわけですよ。それこそ芸能人だったり、宇宙飛行士だったり、宇宙人だったり、性癖をさらけ出している自称変態さんだったり、男性だったり女性だったり、ネカマだったり、ネナベだったり。色んな人がいますから、色んな人と出会うわけです。確かにここでは世界は広がっているんですよ。

でも、あるところまでいくと、もういいや。ってなってくる。TL見ていても、気になる発言をされる方や、あっ、リプライ飛ばしたい。って人が固定化されてくる。これが停滞期。自ら積極的にフォローをしなくなるのもこの時期かも。こうなってくると、世界は広がりません。いや、まぁその固定化された人との世界は広がるのかもしれませんが、あくまでTwitterで世界が広がる!って言っているような世界全体はもう変わらなくなってくるわけです。

そして、そっから先は絞込みになってきたりするんじゃないかなぁ。と。これが収縮期。もちろん、この時期になっても、また世界が広がるような選択肢をとることも可能ですが、もうこのごろには、その絞り込んだ世界の居心地がいいから、そうする必要性も特になくなってくるわけです。

すると、確かに、Twitterを始める前に比べれば世界は広がっているのですけども、Twitterというものは永遠に広がりを見せるようなものではないような気がするわけです。

んで、これどっかで見たことあるような感じだなぁって思ったんですが、これたぶん学校の友だちなんですよ。インターネット上であっても、現実でも同じなんです。学校っていう新しい場所があってそこで交流して、最初は色んな人と出会うけど、だんだん固定化されて更にそこから絞り込まれたりして。
これってなんか面白いなぁと思うわけです。特にオチは無いよ?