リアルぼっち力

コミュ力ってのがあるのならば、リアルぼっち力ってのもあるんじゃないのかなぁと思うわけなんですよ。
1人で遊べる才能なんてのもあるんじゃないかなぁーと思うんですよ。
今、私は大学生なんですが、私は、バブルがはじけたあたりに生を受け、それからいまだ終わりの無い不況時を生活してきました。それと同時に、ゲーム機の発達や、パソコンの発達、インターネットの発達を目の当たりにし、それらとともに成長してきました。
つまり、不況のために両親が共働きになるものの、1人でいる時間が多かったのにも関わらず、暇つぶしするための道具はそろっていたわけです。
そんなわけで、私は1人でいることにそこまでの抵抗を感じなくなりました。もちろん、色んな人と話すのは楽しいです。しかし、1人でいるから、寂しい。みたいなことは思わないんです。寂しいなぁって思うのは、たとえば何かがあった時。面白いことがあった時とか、悲しいことがあった時に、話す相手がその場にいなかった時です。
ただ、これも現在ではTwitterで大方まかなうことができてしまいます。

んで、リアルぼっち力って一体なんなのか。といいますと、私が思うに。
・1人でいることに苦痛を感じない
だと思うのですよねぇ。
そんで、そのリアルぼっち力ってのは、自分自身の感覚なんで、根拠はまったく無いんですが、若者の方が高いと思います。逆に老人はリアルぼっち力が弱い気がします。
昔は、1人で遊ぶことがつまんなかったんです。だから、誰かと一緒に遊んだ。そっちのほうが楽しいからです。そのうちに1人でいることはつまらない。みんなでいることのほうが楽しい。だからこそ、1人でいる人のことを、こんなに面白いことがあるのに手に入れようとしないなんてあいつは可哀想なやつだな。から、寂しいやつだな。みたいな風に流れていったのではないかと思います。
けど、現代においては少子化だとか不況だとかで、1人でいる時間が増え、更に、その時間を楽しく過ごすことができるようになりました。
いや、どちらかといえばインターネットの普及により、外見は1人だけど、電話線上の向こうのみんなとワイワイやっているような感覚といえばいいのかなぁ。モンハンとか、チャットとか。
でも、ご老人達にはそれがない。いや、習得している人もいるとは思うんですけども、習得している人が少ない。そんな気がするんです。
そんでもってこのリアルぼっち力。
これが広まるといわいるブームが無くなるような気がするんですよねぇ……
ブームってのは共通の言語を持つってことだと思うんです。もちろん、そのブームの元になるもの自体に強い魅力があるのは確かなんですが、ブームになったものってそれを持ったり見たりすることにより共通言語を作って、一緒に楽しむってのがキモだと思うんですよねぇ……ブームに乗っかりたい!って思うことってそういうことだと思うので。
けど、リアルぼっち力が強いとそういうものに流されないわけです。自分の楽しみたいものを楽しむというか。今は、自分が楽しみたいものを楽しめるように環境が作られているわけです。
だから、うん。ぼっちでも楽しいっていうか、ブームに乗っかれなくても寂しくないっていうか、話に乗れなくても、それ以上に楽しいことを知っているから大丈夫っていうか。
つまり……その……





あぁ、負け惜しみだ!負け惜しみ!負け惜しみの何が悪い!!!!!!!!
(中学生時代から1人トランプ遊びをしていたやつの心の叫び)