Twitterを使って宣伝しようとしている企業はまず担当者にTwitterを使わせることから始めたほうがいいと思う。

そこで担当者がTwitterの空気にあわなかったりなじめなかった場合は下手に人手を使うよりも情報発信botにするべきだと思う。
Twitterは双方向や即時性、規模の大きさから見ても、恐らく今まで行われてきた企業のプロモーション形態とは違ったものになっているはず。これを前提にして話を進めていく。
  
まず、担当者がTwitterのことを知っていないと話にならない。
フォローやRTなどの基本機能はもちろん。
自分の発言が飛び火を起こしたり、1つの発言にパーマリンクがつきその発言の部分だけを切り取られ、それだけで話題にされる(炎上の火種となる)といったことまで考えなければいけない。
また、この炎上は燃え広がるのがとても早い場合も多く、RTによってばら撒かれた発言を消すことはほぼ不可能と言っていい。
このことを知るには下手に講習会を聞くよりも、まず自分の手でやってみることのほうが大事。
ただ、最初から企業の冠をつけて行ってはあまりにもリスクが大きすぎるので、担当者は事前にTwitterをやっておくべきだと感じる。
この前のUCCによる失敗例は Twitterにおける機能、というか、倫理観、マナーの問題をよく知っていなかったことによるとは思うのだけども……あのことだって担当者が事前に Twitterをやっていればこんなことをするのはまずいかな……というなんとなくの雰囲気はつかめていたと思う。
元々ワードに反応して無差別リプライを送ってくるbotが煙たがられていたから。
  
もちろん担当者はただTwitterを始めるだけではなく、誰かと話したり絡んだりしていったほうがいいように思う。
絡む相手は、真面目系でもいいし、お笑い系でも、実況系でもいい。
とにかく Twitterを使って、何がTwitter上で問題となり、何がもてはやされ、何が起きているのか。などを感じるべきだと思う。
まぁ、こういうことができないのであれば、それこそ今までHPやブログでやってきたような一方的な発信に勤めたほうがいい気がしている。
双方向にコミュニケーションを取ろうとするのならば、まずは担当者がTwitterを使ってみること。
これが重要だと思う。
  
あ、もちろん担当者が事前にTwitterを使う期間は最低半年ですよ。ネットには半年ROMれっていう名言がありますからね。